腸閉塞入院と抗がん剤点滴第20サイクル第2週 アバスチン+FOLFIRI第5回

8日

  • 0420目覚めた。トイレでガス排出。便意抑制のためにロペラミド1mg服用
  • 腸管アルカリ化の話を調べた。ウルソでアルカリ化。酸化マグネシウムで抗酸化とSN-38をサッサと流すとか
  • マグミットの効き方、どんなものだったかなあ。前サイクルにて、大建中湯は便意をよく高めていた。がん切除手術後は便秘がなかったから、マグミットの効力がどういう形なのか、実感がない
  • 横になっていると便意で苦しい。外は明るくなっている。椅子に座ろうか。尻にクッションがあるとなお良い
  • 眠れないからと、食事して出社した。日射しがまだ弱いから合理的
  • 便意は、横になるよりも、椅子に座ると誤魔化しやすい。そして眠ることもできる
  • オピオイドの「癖になる」について調査
  • 鎮痛剤の例を見た。痛みの発生を予期して、痛みを感じる前の服用が常態化していたという
  • Palliat Care Res 2016; 11(2): 174-81。清水らのオピオイド使用外来患者の乱用・依存に関する適正使用調査。ここでのオピオイドも鎮痛目的で、ロペラミドの例はない
  • ロペラミドは、便意が生じていないときに服用すべきではない
  • 1020腹痛発生。ロペラミドの副作用でけいれんが生じたのだろうか
  • 昼食を始めると腹痛発生。10分以上続いている。つねったときのような、ひきつる痛み
  • 13時排便
  • 夕食を始めると腹痛発生。強さと持続時間は昼より小さい。便意も発生
  • 2030排便。ロペラミド1mg服用
  • 右足親指の爪囲炎の肉芽はすっかり縮んだ。ユーパスタ塗布が有効。しかし爪が食い込んでいる状態が続いている。脱脂綿を詰め込んで矯正したい
  • 爪がよく曲がっている
  • 25時から寝る。小さな便意がずっと残っていて、眠れる気がしない。ロペラミドは飲まないでおく
  • 2550排便。尻拭くと血液あり

9日

  • 0550起床。4時間眠ったようだ
  • 便意のトリガーになるからと、水分摂取を恐れていたが、最近薄れた。便意制御に自信がついたからかな
  • 朝は便意がなく、快適だった
  • 昼前に造影剤CTを受けた。造影剤が入れられるときの発熱現象が、以前と違った。首と陰嚢だけが温まって、すぐに引いた。以前は胸や脇も発熱して不快だったなあ。アバスチンの血管に対する作用のせいかなあ
  • 13時排便
  • 1330、便意が続いているためロペラミド1mg服用
  • 1530排便
  • 1730腹痛。ガス排出。夕食は後にしよう
  • 1820排便。紙に血液付着。夕食直後なので、ロペラミド服用を少し後にずらすかどうか。食物の大半は胃にあるだろうから、今が良いかも。ロペラミド1mg服用
  • 19時便意が続いている。追加服用は30分後にしようかな
  • 2150までロペラミド追加服用せず。眠ろう

10日

  • 5時、鳥が鳴いている。3時間と4時間30分を眠ったみたいだ。よし
  • 出社中、振動で腹痛が反応する。へその下、内部。イリノテカンの腸管穿孔を調べたが、ごくまれらしい
  • 日消外会誌38(2): 249-255, 2005年 症例報告を見た
  • SN-38の腸管停滞が引き起こしたのではないか、と書かれている
  • 昼食途中から腹痛発生。ずっと、食事に連動して発生している
  • 1330腹痛が強すぎる。便意はないが、排便で解消できないか試みた。気張ると尿が出てきた。便はわずかしか出なかった。腹痛は止まない
  • 1450小さな便意が生じたのでトイレへ行く。ガスが出た後に少量排便。細く短い。痛みは少々和らいだ気がする
  • 下腹が膨らんでいないので、大腸中の便は少ないものと考える
  • 痛みの種類は、腸閉塞時の便詰まりに似ている気がする
  • 15時腹痛持続。朝昼は、食事に連動する便意がなかった
  • 夕食後に便意高まらず、再び腹痛が生じた。明日、排便が少なかったら大建中湯を服用しようかな
  • 体重は増えていない。便が溜まっているわけではないようだ
  • バターピーナッツを食べた。腹痛の後に小さな便意が生じた

11日

  • 3時間眠って0220に目覚めた。尻に不快感があったので気張ってみたが、うんこは出なかった
  • 0320尻と腹の違和感ゆえか、まだ眠れない
  • 4時睡眠をあきらめた
  • 0550バターピーナッツを食べた。腹痛発生。便意なし、ガスは出る。腸閉塞とイレウス管が嫌だから、大建中湯服用を始めよう
  • 朝食後に少量排便
  • 朝食後の腹痛で出社断念。ガスは出てくる
  • ゼリー飲料1パック200kcalしかない。不足するぞ。月曜は出社作業があるから、それまで体調を制御したい
  • 正午の体調次第でマグミットも服用しようかな。便の体積を増やして悪化するかな。アミティーザにするべきか。説明書を読もう
  • アミティーザも水分を引き寄せるタイプらしい。とはいえ強制的に動かす薬は、それはそれで乱暴に思える
  • 0820腹痛は止まない。きばって少量排便
  • 正午まで腹痛止まず。痛みの強弱はあった。病院に電話して、休日外来案内していただいた
  • 便秘について検討していなかったなあ
  • 重傷者処置中のため、待ち時間が長くなるとのこと。待合室には6名いた
  • すぐ呼ばれた。すぐ戻された。優先度設定だったみたいだ
  • 1時間後に診察していただいた。先日の造影剤CT写真には、便が多く写っているそうだ。最近の服薬と排便、痛みを申告し、どこが痛むかとの触診を受けた。追い検査するとして、再度待機。レントゲンかなあ
  • 採血とCTが計画された
  • さらに1時間経過した。検査は済んでいる。痛みが強まっている
  • 第2診察では、便が多く分布していることが伝えられた。また癒着性イレウスが疑われ、造影剤CTが計画された
  • 痛み増加の訴えが鎮痛剤点滴に至った。造影剤用のルートを使い、アセリオとソルアセトF開始。受付から2時間30分が経過した
  • 滴下から10分して、痛みが和らぎ始めた。さらに10分、アセロラ1000mgが落ちきっていた。チューブを閉鎖しておく。痛みは引いていて、気分も良くなった
  • さらに10分で3時間経過だ。小さな腹痛あり。造影剤CTはまだ受けていない
  • 4時間経過した。第3診察の呼び出しはまだだ。腹痛がぶり返してきた
  • 4時間30分。痛い
  • 第3診察では外科医に担当いただいた。2日前の造影剤CTより便の溜まり方が悪化していた。飲食にてより悪化するため、絶飲食と点滴が適切だとして、入院が決まった。5時間経過だ
  • PCR検査を受けて、帰宅して、荷物をそろえた
  • 1830入院手続き開始。身長体重体温血圧SpO2
  • 19時ベッドで情報整理。吐き気によって吐いてみたが、唾が出るだけだった
  • 1930腹痛は強まったり引いたりする
  • 1950CVポートを使い、胃薬を入れてからソルアセトF開始
  • 痛みの波は10分間に4回か5回
  • 20時嘔吐。緑色で50ml程度かな
  • 2210嘔吐。青緑。アセリオ開始。眠ろう