抗がん剤点滴第16サイクル アバスチン+FOLFIRI初回 第2週
中間受診日
- 気分はよい。朝食後にガスが良く出た
- 下痢対策を指導いただくために通院した。ロペラミド不足が目に見えていて、補充を受けるため通院した
- 前回参照したロペラミド服用上限16mgの資料は違っていたみたいだ。1-2mgを2回までと、改めて指導された
- 今発現している遅発性下痢はじきに治まるはず、との話。昨日見た資料では4-10日と書かれていたなあ。明日が最後であってくれ
- 下痢の容態から、イリノテカン処方量を8割にするかもしれない、という話題になった
- 下痢の時は水分だけでなく塩分も補給せよとのこと。経口補水液が最善であるが、スポーツドリンクでも良い。茶は塩分皆無だ
- 病院の受付システムが変化していた。渡される端末はIPアドレスを持っているのだろうか。訊けばよかった。wifi親機が増えていれば、持っているだろうか。端末数は千あるだろうし、ipv6で管理しているかな。それとも独自プロトコルか。wifiでなく5Gシステムだろうか。通信速度は重要でないから、やはりwifi6かな
- 薬局でロペラミドを得た
- 昼食前に下痢確認。ロペラミド1mg服用してから食事にかかった。便意治まらず
- 自宅でトイレ10回。先の服用から3時間以上経過している。追加で1mg服用した
- 便意治まらず、トイレ8回。先の服用から1時間経過している。追加で1mg服用した
- ここでの下痢症状とは、具体的にどんなものか。便意、直腸肛門の違和感ないし便の排出運動。腹痛や吐き気寒気などは生じない。排出物はなし、ガス、少量の水便のいずれか。
- 下痢に効果ある処置は、ロペラミド服用のみ。体を横たえると、少し楽になる。腹圧がキーワードらしい
- ロペラミドが効果を発揮するとどうなるのか。便意が治まる。次に肛門のヒリヒリが治まる。そしてガスが出る
- 下痢に効果がない対応をいくつか確かめた。うなる、わめく。歩く。立つ、座る
- 今日のロペラミド第3服用から、下痢が治まった。10分で便意が治まった。30分で肛門のヒリヒリが弱まり、ガスが出た。1時間経過した。尻はヒリヒリする。ガスが出た。便意はなく、大便は出てこない
- SN-38の循環が下痢を引き起こすようだ。しかしこの成分が抗腫瘍効果をもたらしてくれるから、遮断するわけにはいかない。下痢発生はやむを得ないので、下痢に対応しようということか
- 下痢を恐れて食欲低下。夕食時間を遅くした。入浴前後の2回に分けて食べた
- 入浴前の食後に下痢。後でガスも出た
- 下痢を嫌い、すぐ床についた。24時は回っていない
- 本日のロペラミド服用は合計3mg。1週前の処方分が尽きた
8日
- 第1夜、発汗は平常。増加は点滴後数日限定
- 3時台に目覚めた。尻からはガスしか出ていない。朝食後に下痢を生じるのかな。就寝前に感じていた腹の調子が続いている
- アニメ見て、ゲームして5時。二度寝した。今日は出社せずに仕事する
- 朝食後はガスが出た。朝のホットミルクをやめた
- 昼食に刺激されて下痢が出た。昨日よりは、便意が弱まっている。シャーベット状だったが、今日の2回はそれよりわずかに形があり、出ていく際に抵抗を感じた
- 第2下痢の後にロペラミド服用。便意は弱まったが、苦痛は続いている
- 1時間でトイレ10回。ロペラミド追加服用した。便意は弱まったが、苦痛は続いている
- 90分でトイレ10回。ロペラミド追加服用を考えている
- さらに30分でトイレ5回。苦痛に耐えられない。ロペラミド追加服用した。今日の限度量まで1mg、1錠になった。夕食後が不安である
- さらに30分後、便意は弱まった。尻がヒリヒリ痛む。苦痛は続いている
- ロペラミド服用1回に2mg摂取すべきだったのだろうか
- 便意治まることなく夕食をつまむ。食事に刺激されてトイレ。ロペラミドを服用した。本日の上限に達した
- 看護師と相談した。医師にも確認してもらえた。今夜の下痢が治まらなかったら夜間外来に電話すること。明日午前に苦痛あれば受診すること。明日昼食後まで異常なくとも、電話相談すること
- 夕食は、ご飯一膳とコロッケ1個を残して一時中断とした。食中食後に排便。ワカメらしい黒色物体を見た。不溶性食物繊維の摂取量は減らすべきだろうな
- 18時45分、下痢と苦痛が続いている。摂氏37.3度
- 病院へ出発する頃から快方に向かった。12時から20時までの時限式か
- 病院で整腸剤ミヤBM錠(下痢で流しすぎた腸内細菌補充用だと思う)とアドソルビン原末(腸管水分吸収の粉薬)を処方された
- アズノール軟膏を処方された。下痢で痛んだ肛門に塗布する
- 夕食の食べ残しを食べて寝た
9日
- 朝食後、少量の軟便。昼食後、少量の軟便。便意は5回未満。ガス10回。SN-38のループが治まったのか、追加内服薬が奏功したのか、どちらともいえない。お腹が鳴ることはある
- 夕食前から便意が強まった。10口つまんだところで排便、ロペラミド服用
- 散歩5分で便意をごまかしつつ薬効を待つ。排便
- 先の服用から30分後にロペラミド追加服用。さらに30分後、下痢が治まった
- 入浴時に腹の膨らみを見ている。昨日まではペッタンコだったが、今夜は腸に内容物があるらしく、少し膨らんでいる
- 体重55kgまでは落ちなかった。次回点滴までに58kg確保したい?しかしその3kgは筋肉や脂肪でなく、便だろう
- 脚の爪囲炎が改善している。散歩を開始したい
10日
- 翌日午前は、間食をとったが、ガスのみ
- 昼食後、形ある軟らかい便が出た
- 第2トイレの後にロペラミド服用し、歩行
- 戻ってすぐ第3トイレ、便形崩れ気味
- ロペラミド服用30分後に第4トイレ、下痢。ロペラミド追加服用
- さらに1時間でトイレ5回、ロペラミド追加服用。うめき、わめくと、わずかに苦痛をごまかせる。近所迷惑
- さらに1時間でトイレ3回、性能低下しているが、業務遂行可能になった。横になってみると腹が鳴り、ガスが出た
- 夕食までに、ジョジョニカイゼンした。安全をみて、夕食を2回に分けた
- 夜食を食べた。今日の間食は油脂が多かったが、体調を悪化させなかったようだ
11日
- 未明に目覚めた。歯磨きしてから二度寝した
- 昨夜は爪囲炎を処置してなかった。盛り上がっていた部分は、表面が硬い。爪が食い込んでいる部分は柔らかく、水分がにじむ
- 午前中は問題なし。ガスが出た
- 昼食前から、尻が便意前兆を訴えた
- 昼食後、便意が表れなかった。明日から大建中湯を再開しようかな
- 夕食後も排便なし
- 50分歩いた。ガスが良く出た
- 肛門付近に、便意に近しい感触が、昼からずっと続いている
- 下腹が膨れている。便が大腸まで進んでいるのだろう
12日
- 大建中湯服用再開
- 0830に排便。便形よし
- 夕刻までにトイレ10回。排出量はいずれも少量。第10トイレで下痢。遅発性下痢と同じペースだった。苦痛未満の不快があった
- 夜、軽い筋肉痛。昨日の散歩が原因だろう
- 髭を剃った。柔らかかった。あごひげは3cmくらいあった。4週間ぶりだったかな。皮膚はベクティビックス副作用が抜けていて、剃りやすかった
13日
- 寝汗が多い。シャツが冷たい
- 出社勤務した
- 昼食後に排便した。やや軟らかい。ひとかたまりのサイズは短く、7-10cmで、総量は少なめ
- ガスがあまり出なかった。日中に6回程度
- 夜食にカップ麺を食べた。ひさびさの4食
副作用まとめ
- 吐き気大1-3日。メトクロプラミドで抑制可能。初日夕食前の吐き気が、これまでで最大だった
- 倦怠感、眠気1-3日
- 寝汗1-4日
- 下痢5-10日。イリノテカンSN-38。各日12-20時に発現。ロペラミドで抑制可能だが、中期からは上限量4mgまで服用しても止まらず、苦痛が大きい。中期にアドソルビン原末を追加処方されたが、効果判定しづらい。下痢が生じる時期用に6日分を処方してもらおうか
- 下痢は12時頃に始まる。ロペラミドは2mgずつ飲んでよさそう。一旦治まれば、その日は再発しないように思う。便を溜め込みたい訳ではないので、1回か2回排出したら止めてしまう対応がよさそう
- 頻便による肛門損傷あり。アズノール軟膏が有効
- 脚の爪囲炎が大きく改善。ユーパスタからジフルプレドナートに移行する。爪囲炎再発防止のため、矯正を検討する段階
- 頭部乾燥あり。なでると皮膚片か何かがはがれ落ちる
- 体表各所の湿疹改善。突起や変色は残っている。軟膏塗布を止めて良いかな
- 脱毛未発現。ガイドブックによれば次週以降に生じる
- 食欲ゼロ、食べられない飲めない、などには陥らない