Ubuntuの「ネットワークのプロキシ」設定の影響範囲
ここの設定はどこそこに適用されますって,なんで表示しないんだろう.これだからLinuxはイヤになる.面倒くさい.
2007年4月の記録によれば,「ネットワークのプロキシ」は全ての通信に適用されるらしい.
結論としては
「システム」→「設定」→「ネットワークのプロキシ」
のところだけ設定すればよいことが分かりました。ここで「自動的にプロキシの設定を行う」ではなく、
「マニュアルでプロキシの設定を行う」をチェックし、
プロキシサーバとポートをHTTP プロキシ(T) proxy.hogehoge.net ポート: 8080
のように設定したらうまくいきました。
プロキシの自動設定スクリプトは使えないようです。
これにより「システム」メニューから起動した場合でもちゃんと繋がるようになりました。ちなみにこの設定後、gnome端末を開き、
export
で環境変数を表示させると
...
...
declare -x http_proxy="http://proxy.hogehoge.net:8080/"
declare -x no_proxy="localhost,127.0.0.0/8,*.local"と表示されます。つまりこの設定は環境変数として反映されているようです。
なので、/etc/apt/apt.confの設定は不要のようです。
synapticのメニューにもプロキシ設定するところがありますが、これも必要無いようです。
後で確認を取っておこう.「ネットワークのプロキシ」を設定しただけで各種通信ができるかどうかを.
- sudo apt-get update
- sudo apt-get install flashplugin-nonfree
- sudo synaptic &
- sl
- flashplugin-nonfree
- パッケージマネージャをメニューから起動する
- sl
- flashplugin-nonfree
- Firefoxはproxy.pacの自動探索に成功するから放って置いて良い
何故こんなにも悩むのかを書いておく.Adobeのflashplugin-nonfreeはいわゆるWebインストーラを取得するものである.インストーラを取得し,自動実行されるのだ.Firefox上で操作していると,インストーラ取得自体はFirefoxのプロキシ設定の元で実施される.しかしインストーラはFirefoxとは別の環境下で動作する.すなわちFirefoxの外であるから,Firefoxのプロキシ設定は適用されない.これはパッケージマネージャでも同様であった.
プロキシ設定可能箇所について,何があるか.
- /etc/profile.d/proxy.sh にて export http_proxy="proxy.example.com:8080"
- コンソール最強.GUI系統では不安.メニューから起動した synaptic にも適用外と思った.コンソールからの sudo synaptic は通ると思う.未確認
- ネットワークのプロキシ
- 今ようやっと発見したひとりごと:CentOS5.1 GUI(GNOME)のプロキシ設定 - livedoor Blog(ブログ)を有り難がる
- /etc/apt/apt.conf
- apt-get及びsynapticで有効であることを確認した
- どうやって確認したか.未設定時にどちらも「失敗」することを確かめ,適切な設定を施した後でどちらも「成功」することを確かめた
- apt-get及びsynapticで有効であることを確認した