プロキシ環境下で制限を受ける SVN プロトコル

こういうメッセージを吐いて，何も出来ない．
svn: Server sent unexpected return value (400 Bad Request) in response to MKACTIVITY request for '/svn/ldhs/!svn/act/759e0bdf-b487-aa4b-a612-240ff852ae7e'

私の環境

Subversion クライアントを subversion.tigris.org からたどって，Free Subversion Edge Download | CollabNet VersionOne より入手した．ユーザ登録が必要だった．そして NetBeans が Subversion フロントエンドになっている．サーバは同じネットワークセグメントにある Ubuntu 9.04 がやっている．apache2 とも連携していて，http://computer/svn/reposname でアクセスできる．親切な日本語情報をもとに，サクサクッとリポジトリを /home/svn/test に作った．

プロキシ環境下にある．

あっ！プロキシ設定を除去してみよう

サーバ・クライアントが同セグメントにあるんだし，プロキシ設定をする必要ないんだよね，と．NetBeans のプロキシ設定を消すと，成功した．そしてプロキシ利用の除外設定を利用すると，これまたうまくいった．

SVN 通信にプロキシサーバを経由させる必要ないじゃんか．あーもう，解決してしまった．

プロキシサーバを突っ切る svn+ssh

これを試行するつもりだったが，必要なくなった．日本語情報がこれ．

っと今度はsvn: MKACTIVITY 〜 400 Bad Request とかいうエラーではじかれた。
ググってみると，squidがextension_methodsであるMKACTIVITYをはじいているよう。
2007-03-26

subversion.tigris.org での質問ログがこれ．

MKACTIVITY 400 errors on checkin
作成者 Ross Mark
氏名 Ross Mark
日付 2003-04-11 04:05:12 PDT
メッセージ I've been running a subversion repository very happily for the past few
months and have developers working offsite (well another country
actually) checking in and out without a problem.
subversion: Discussion topic

プロキシ環境が妨げていることが分かる．これを突破するには svn+ssh が有効らしい．ssh で svn の通信をカプセル化できるからだろうな．クライアント側で公開鍵暗号方式のキーペアを作成し，個人鍵を保持し，公開鍵をサーバへ転送するらしい．

メモ

Subversion を理解する助けになる文献．