PrimoPDF v3.0でPDFを正常に作成できない問題の解決法および保存ファイル名が化ける問題の解決法
前者は,Program Files以下にインストールしたときに発生する.この問題の原因は,PDF作成は一時ファイルを作成してから,という仕様による.実行ファイルがあるフォルダにはUsersの権限がなく,一時ファイルの作成を行えない.従って解決法は,実行ファイルがあるPrimoPDFフォルダ以下に,Usersの変更権限を与えることである.
- PrimoPDFフォルダのプロパティを開く
- セキュリティタブの編集(E)ボタンを押す
- UACの警告ダイアログに答える
- グループ名またはユーザー名(G)からUsersを選択し,Usersのアクセス許可(P)について,変更権限を与える
この解決法を掲示していたページがあったが,それを忘れた.ググって20-40程度に入っていたはずだが,ヒットしない.サポートフォーラムに解決法を求めるトピックがいくつか立っていることも紹介されていた.
後者は,表示フォントがMS Sans Serifに設定されているために発生する.ResHackerを用い,日本語フォントを含む適切なフォントに変更する.見栄えがよかったから,フォントサイズもついでに9ptとした.この解決方法は,次のページから得た.編集時にUACの警告が一切出なくて驚いたが,先の操作をしたことから,当然の結果である.
http://homepage3.nifty.com/k-takata/diary/2006-11.html2006/11/01
PrimoPDF 文字化け修正
PrimoPDF 3.0 で、保存先のファイル名に日本語が含まれると文字化けする件を修正してみることにした。\Program Files\activePDF\PrimoPDF\PrimoPDF.exe を Visual Studio で開いて、Dialog の 102 のフォントを MS Sans Serif から MS UI Gothic に変更したところ、無事に文字化けは解消された。