腸閉塞入院4日目 昨夜の歩行が痛みを引き起こした

昨夜は、痛みを感じても、さらにもう少しとばかり歩いていた。おお、痛い痛い。しかし吸引が再開したな、と。

痛みが強く、痛み止めの点滴を入れてもらった。1度目が効果なく、種類変更しての2度目も効果なかった。深夜であったが担当医師が訪れ、処置を受けることができた。感触ではイレウス管先端が引き起こしているものと思っていた。CTでは先端のボールが軽く引っかかったとの所見で、ボールをしぼませることになった。1時間ほどで従来程度の痛み、違和感に戻った。また、吸引ペースは特に悪化しなかった。

イレウス管は点滴同様にアダプターが構成されていたが、シャワー許可が下りなかった。看護師に温タオルを準備してもらい、軽く体を拭いた。

これまでイレウス管から腸内容物を抜いていたが、今日は逆に、造影剤を注入しつつのレントゲン写真をとった。注入中はチューブの温度変化が鼻と喉で感じられ、気持ち悪かった。腸閉塞部位が明らかになった。1カ所、液体通過可能、そこから大腸までは異常なし、と。また、この処置から吸引装置は停止となった。

造影剤が備えていた下剤作用を受けて5回ほど排便し、再びレントゲン写真をとった。経過は良好とのことで、明日のイレウス管除去が決まった。

除去後は飲水とシャワーが認められる。整腸剤が処方される。絶食は続き、食事は3日後からになる。

発話が平易になる。