OpenCV 2.3メモと2.3.1ビルドメモ

インストーラパッケージが用意されていない．Windows 環境変数PATHへの登録が手作業になる程度
buildとopencv，2フォルダがみえる．前者はビルド済みOpenCV，後者は2.3のソース
build/．3環境向けビルド済みバイナリが用意されている．mingw，vc9（VC++ 2008），vc10（VC++ 2010）．一部バイナリは各環境に依存しないらしい．
- bin/．いつもの実行形式ファイルはもとより，ffmpegはコンパイラに依存しないらしい（OpenCV2.3rcからOpenCV2.3の変更点（ChangeLog） | OpenCV.jp）．opencv_createsamples.exe opencv_ffmpeg.dll opencv_ffmpeg_64.dll opencv_haartraining.exe opencv_performance.exe opencv_stitching.exe opencv_traincascade.exe
  - ffmpegを利用するにはPATH登録をするか，vc10（使うコンパイラ）/bin/にコピーしてごっちゃにするか，という必要があるんじゃないか？
- x64/，x86/．それぞれ64ビット動作，32ビット動作する版であろう
- mingw/，vc9/，vc10/．コンパイラ別ライブラリ．mingwにはbin/とlib/がある．vcには加えてstaticlib/がある．

OpenCV 2.3リリース後のSubversion trunk Revision 6462に関するメモ．

BUILD_DOCS=onでConfigureして，VC++ビルド時にフォルダを掘り続ける現状が解決されているかは未検証
BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORTが単なるPYTHONからの呼び出し対応機能可否なのに，NEWはいつまで続くのか
2.3ビルド済みライブラリにTBBを添付しているんだから，TBBのソースも3rdpartyへ入れてくれればいいのに
ENABLE_SOLUTION_FOLDERSは，OpenCV 2.3 superpackのように，生成するライブラリをコンパイラ別にフォルダ分けしてくれる機能であろう

4構成ある．デバッグ，リリース．リリース小型．デバッグ情報付きリリース．使う構成だけビルドすればよかろう
INSTALLプロジェクト
- installフォルダを作り，ライブラリとヘッダファイルを押し込んでくれる．デバッグ版リリース版を合わせて突っ込んでくれる
  - bin/，library/．Windows 環境変数PATHへの登録が1個だけで済む
junk/version.junk にバージョン番号を書き出していたのか