NetBeans 6.0.1開発版ビルドを消して「NetBeans 6.0.1 日本語版の JDK バンドルインストーラ」を実行したというNetBeans IDE 6.0.1導入記

概要

開発版ビルドIDEから「アップデート」しても開発版から脱する事が出来ないので,一旦アンインストールし,改めて最新版を入れることにした.ただ入れるだけでは面白くないので「NetBeans 6.0.1 日本語版の JDK バンドルインストーラ」を用いて導入する.以下はその記録である.

PC仕様

4コアXeonを積んでいたり,メモリが4GBあったり,HDDは3台のハードウェアRAIDが組まれていたりと結構な高スペック.ただしビデオ性能はさほど高くない(ATI ES1000とかいうの)し,サウンドカード・チップなどは特にない.

開発版ビルドアンインストール

プログラムの追加と削除からNetBeans 6.0.1を選んで削除を行った.アンインストールオプションにGlassFishTomcatも一緒に削除するのかという問いがあった.もちろん消す.

プログラムの追加と削除のリストにNetBeans5.5.1とかTomcat6.0.14なんてのが並んでいたけれど,アンインストール後確認すると,消えていた.ヨシヨシ.

NetBeans 6.0.1 日本語版の JDK バンドルインストーラ」導入

インストーラ入手
  1. Java SE Downloadsへアクセス(これにアクセスせず,3番のリンクから進んで良い,画像1)
  2. JDK 6 Update 3 with NetBeans 5.5.1(記事作成時点)の右の「ダウンロード」をクリック(画像2)
  3. JDK 6u5 および Netbeans 6.0.1に遷移する.「Java SE Development Kit 6u5 および NetBeans IDE 6.0.1 のダウンロード」などと表示されている(画像3)
  4. JDK 6u5 および NetBeans IDE 6.0.1 Bundle」の右の「Download」をクリック
  5. Java SE and Netbeans Cobundle (JDK 6u5 and NB 6.0.1) First Customer Ship」に遷移する(画像4)
  6. PlatformにWindows,LanguageはMulti-languageを選び,下のチェックを入れて,下のContinueをクリック
  7. 「Download Java SE and Netbeans Cobundle (JDK 6u5 and NB 6.0.1) First Customer Ship for Windows, Multi-language」に遷移する(画像5)
  8. jdk-6u5-nb-6_0_1-windows-ml.exeを入手
インストーラ実行
  1. jdk-6u5-nb-6_0_1-windows-ml.exeを実行する
  2. 各設定項目は既定のまま進める.NetBeansは今回入れるJDKで動く事になる

デスクトップに「TempWmicBatchFile.bat」という空ファイルが生成された.ゴミファイルだろうから,消しちゃう.

IDEのアップデート及び各種プラグイン導入
  1. バージョン情報を見た(画像6)
  2. ツールからプラグインを選択
  3. インストール済みタブを選択.シンプルなのを確認した.基本部分だけらしい(画像7)
  4. 更新タブを選択.5つ全てを更新し,IDEを再起動する(画像8)
  5. 使用可能なプラグインタブを選択する
  6. 開発に要りそうなプラグインを選択する.NetBeans公式でのhogeパックの,詳しい内訳が欲しいなあと思った.(画像9)

機能を理解できずに,全く使わないプラグインもあるだろう.あ,Pythonが無いなあ.Rubyだって使ったことはないけれど.

ネットワーク上の問題とか何とか出て,ダウンロードできなかったのがいくつかあった.PHPRubyとログ管理を諦めた.(画像10)

混乱整理

JREJDK,JavaSEとJavaEEの各語の意味について混乱していた.また,バンドル版NetBeansが何だか分からなかった.

  • Java実行環境,Java Runtime Environmen
  • Java開発キット,Java ?? Development Kit
    • ふつうの,Standard Edition
    • Web向けとかすごいの,Enterprise Edition

NetBeans IDEJREはもとよりJDKをも要求する.JDKが入っていないコンピュータへは,JDKを先に入れてから,という手間がある.これを一本化するのがバンドルインストーラだ.ただしIDE同梱プラグインは最小限度の構成になっている.