抗がん剤点滴第15サイクル PET-CT検査結果の回
受診日
- 今日は寒い。冷感悪心あり
- 採血調子良し。朝の水分摂取が奏功しているのだろう
- PET-CTの結果からの方針策定
- PET-CTは大腸、小腸、膀胱をよく光らせる。医師はがん細胞と区別して読影する
- 腹膜播種を観測できた。大きいものは見当たらないとのことだ
- 肺や肝臓などへの転移はなかった
- 腫瘍マーカー検査は月1回と制限されている。次回の採血でもCEA値が上昇していれば、現行処置の有効性が落ちていると判断される
- CEA値は下痢や風邪などでも上昇しうる
- オキサリプラチンの投与は、白金が体外に排出されず、副作用が永続しうる。普通は延べ8サイクルが限界らしいが、長く継続できている
- オキサリプラチン副作用の冷感しびれは1週間で抜けているが、冷感悪心は2週間で抜けていない
- 切り替え時ではある。FOLFOX+ベクティビックスからFOLFILI+アバスチンに変えるそうだ
- 切り替えたなら皮膚症状は改善するとのこと
- ベクティビックスとアバスチンは分子標的薬。アバスチンは最初の分子標的薬で、7種類あるらしい
- アバスチンはがん細胞の血管伸張に攻撃して、栄養供給抑止を狙っているようだ。高血圧と尿蛋白を招くらしい
- FOLFILIのILIはイリノテカン。副作用は骨髄抑制による白血球数低下と下痢、脱毛
- 次回は現行処置のまま準備しておいて、CEA値次第で対応すると決めた
- 点滴の後で皮膚科に行った
- 散髪の効果か、頭皮湿疹が穏やかになっているそうだ
- 脚の爪囲炎は改善気味だった
- いくつかの理由で、皮膚科受診を今回を最後に中断することにした
- 食後の眠気が強い
第1週
- 倦怠感だろうか。5-FUを入れている間、ずっと、だるい。眠い。抜針前後で気分が違う
- 冷感しびれで苦しい
- 吐き気あり、しかし吐かず、やり過ごせた。メトクロプラミドが有効に感じる
- 喉が締め付けられているよう
- 頭皮をなでると皮膚片が多量に脱落する。乾燥由来らしいから、保湿剤を塗ってみるかな
- 顔、胸元、背と手足に湿疹。ここから中盤かな。かゆみは頭皮だけに生じる
- 鼻くそ取ればその下から血液。大便すれば最初のひと拭きに血液
- 腹を冷やさず1週間経過、下痢せず
第2週
- 下痢になった。朝の冷え込みにやられたんだ。トイレ頻回になって辛い
- 鼻くそを取ったら、これまでになかった出血をした。服に付いた
- 1秒で治まっていた鼻血滴下が、今回は20秒も続いて焦った
- 下痢で尻と腹が痛い
- 頭部湿疹は悪化していないと思う。散髪によって、薬剤が浸透しやすくなったと感じる
- 顔の湿疹はそこそこある
- その他部位の湿疹はまだ小規模
- 前回生じた、通院前の吐き気がなかった