腸閉塞入院第2回6日目 発熱のため、抗生剤点滴開始

サキュームの箱替えから3時間眠った。450ml蓄えている。熱は下がっていない気がする。喉にイレウス管が当たっていて痛い。吸引は完全停止していない。姿勢を変えると、また勢いよく再開しそうだ。

朝、主治医と部長が訪れた。血液の検査結果は問題なし、手術はイレウス管を入れたまま実施する、とのこと。レントゲンを受けると、その写真がすぐに診断された。所見と予定が示された。

  • 喉の不調を訴えたために撮影された胸部は問題なし
  • イレウス管は順調に進行している
  • 腸閉塞の改善が見られる
  • 今もまたイレウス管を進めるが、ここまでとする
  • 明日はレントゲン写真を撮らない
  • 明後日はイレウス管に造影剤を入れて写真を撮る
  • (昨日確定済み)2日後は術前説明
  • (昨日確定済み)3日後は手術

イレウス管が20cm進められた。泣いた。

体重が減少傾向にある。発熱が治まらない。のどが痛い。発熱原因が細菌かウイルスかと想定したのだろう、抗生剤の点滴が始まった。一瓶4.5gで薬価が1,000円近い。これを1日3回か。

また調査のために2カ所から採血するという。この2カ所というのは異なる血管であることと、点滴していない血管であることが条件とのこと。左腕が使えず、両足からは血管が窺えず、右腕からのみ採血された。第2採血が、私が痛みを訴えたため、難航した。

夕刻の体温は38.2度で、改善していなかった。望めば解熱剤と氷枕を用意するとのことだった。

解熱剤を入れてもらって、体温は落ち着いた。寒気がして、身体がふるえる。のどが痛い。吐き気は、イレウス管を入れられてからずっと、ない。たんと唾がやまない。